化学TB 実験
【実験題目】金・銀・銅 (銅の亜鉛メツキ〜黄銅づくり)
【実験日】 年 月 日 曜日 校時
【実験者氏名】 年 組 番 班( )
【協同実験者】( )( )( )( )
【目的】
錬金術師の夢を再現する。(銅と亜鉛の混合物の性質を知る。)【準備】 銅板,亜鉛5g(粒状・華状・粉末のいずれでも可),6
mol/ l 水酸化ナトリウム【方法】
1. 亜鉛約5g(粉末・華状・粒状で可)を蒸発皿に入れる。
2. 亜鉛を覆うのに十分な量の6
【補足】 用いる亜鉛の状態によって,加熱時間を変えるとよい。水酸化ナトリウム水溶液
が飛び散る危険があるので,加熱中は蒸発皿をのぞき込まないようにする。
やけどに注意する。
【結果】 変化の様子をくわしく観察する。
【考察】 銅と他の金属の合金(黄銅・青銅など)について用途別の成分を調べる。
@メッキとはどのような事なのか調べる。
A亜鉛と銅の合金にはどのようなものがあるか、またどのような特徴を持つか、調べる。
Bその他の金属の合金にはどのようなものがあるか、調べる。
【感想】
【実験で疑問に思ったこと】
■解説
最初の反応は銅板が亜鉛メッキされる反応である。未反応の亜鉛が銅の表面に
接触し局部電池をつくり,亜鉛は陽極になって溶出し,銅は陰極になって亜鉛酸イ
オンを還元して,亜鉛を析出させる。
ZnO22− + 2H2O + 2e− → Zn + 4OH−
2番目の反応は合金である黄銅の生成反応である(黄銅は60〜82%銅と18〜40%亜鉛の合金である)。